[NumPy] 21. np.linspace()の使い方

NumPy

はじめに

NumPyのlinspace()は、startからstopの間を指定の個数で等間隔に区切った配列を生成する関数である。

numpy.linspace(startstopnum=50endpoint=Trueretstep=Falsedtype=Noneaxis=0)

引数には、start,stopに加えて、num, endpoint, retstep, dtype, axisがある。ここではその詳細を説明する。

num(要素数)

start=0, stop=10, num=11となる。

numを増やすことで配列の間隔を狭めることができる。

defaultではnum=50となる。

endpoint

endpointでstopの値を配列に含めるかを設定できる。デフォルトはTrueなのでstopは含まれる。

endpoint=Falseとすると、stopの値が含まれなくなる。そのため、間隔は(stop-start)/numとなる。

retstep

retstep=Trueとすることで等差数列とその差を一度に得ることができる。
data_7[1]のようにすることでその差を得ることができる。

dtype

dtype=intとすることでint型のlinspace配列が得られる。指定しない場合はfloat型となる。

axis

配列にlinspace()を適用することもできる。axisで配列を伸ばす方向を指定できる。デフォルトではaxis=0。axis=-1とすることで生成する配列の形状を変化させることができる。

参考

numpy.linspace — NumPy v2.1 Manual

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