はじめに
NumPyのlinspace()は、startからstopの間を指定の個数で等間隔に区切った配列を生成する関数である。
numpy.linspace
(start, stop, num=50, endpoint=True, retstep=False, dtype=None, axis=0)
引数には、start,stopに加えて、num, endpoint, retstep, dtype, axisがある。ここではその詳細を説明する。
num(要素数)
start=0, stop=10, num=11となる。
numを増やすことで配列の間隔を狭めることができる。
defaultではnum=50となる。
endpoint
endpointでstopの値を配列に含めるかを設定できる。デフォルトはTrueなのでstopは含まれる。
endpoint=Falseとすると、stopの値が含まれなくなる。そのため、間隔は(stop-start)/numとなる。
retstep
retstep=Trueとすることで等差数列とその差を一度に得ることができる。
data_7[1]のようにすることでその差を得ることができる。
dtype
dtype=intとすることでint型のlinspace配列が得られる。指定しない場合はfloat型となる。
axis
配列にlinspace()を適用することもできる。axisで配列を伸ばす方向を指定できる。デフォルトではaxis=0。axis=-1とすることで生成する配列の形状を変化させることができる。
参考
numpy.linspace — NumPy v2.1 Manual
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