はじめに
matplotlibのFuncAnimationで2次元のランダムウォークアニメーションを表示する。
コード
解説
モジュールのインポート
データの生成
np.random.randomはランダムな0〜1の要素を得ることができるので、thetaは2.0*np.pi*np.random.random(499)と2πをかけているので、0〜2πとなる。
x,yはそれぞれthitaを媒介変数としてcosとsinで作成する。
np.hstack((0,np.cos(theta)))とすることによりスタート地点を(0,0)としている。
positionは下記の1Dランダムウォークの例と同様にnp.cumsum()により、累積和とすることで順次変化するランダムウォークの位置を取得した。
[matplotlib animation] 64. 1次元ランダムウォークアニメーション
matplotlibのFuncAnimationで1次元のランダムウォークアニメーションを表示する。
2次元のランダムウォークデータの表示
上記で作成したデータを表示すると以下のようになる。
上の図のx軸、y軸の表示範囲をax.get_xlim(), ax.get_ylim()で取得する。
アニメーションの表示
p1,で空のプロットを作成して、データを流し込んでいく。
データのセットには、set_dataを用いる。
x軸, y軸の表示範囲は、ax.set(xlim=xlim, ylim=ylim)のようにして先程取得したものを用いる。
ani = animation.FuncAnimationとし、このaniをHTML(ani.to_html5_video())とすることでjupyter lab(notebookも)上でアニメーションを表示できる。
コードをダウンロード(.pyファイル) コードをダウンロード(.ipynbファイル)参考
[Pythonによる科学・技術計算] 2次元ランダムウォーク(酔歩問題), 数値計算 - Qiita
乱数を利用した2次元ランダムウォークのシミュレーションを行う。1ステップを1とし, 原点(0,0)からスタートして二次元平面上をランダムウォークする。import numpy as npfro…
numpy.random.choice — NumPy v1.15 Manual
numpy.cumsum — NumPy v2.2 Manual
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