[NumPy] 2.配列の演算

NumPy

はじめに

NumPyは科学計算のための強力なPythonライブラリです。NumPyの主要な特徴の一つとして、配列(多次元配列)を効率的に扱う機能があります。本記事では、NumPy配列での演算方法、特にユニバーサル関数(ufunc)の使い方について解説します。これらの関数を活用することで、大量のデータに対して高速な計算処理が可能になります。

Numpyのユニバーサル関数(ufunc)の使い方

配列の演算

データの生成

加算

+またはnp.add()で加算ができます。

減算

-またはnp.subtract()で減算ができる。

乗算

*またはnp.multiply()で乗算ができます。

除算

/またはnp.divide()で除算ができます。

余り切り捨て

//またはnp.floor_divide()であまりを切り捨てた除算ができます。

余り切り上げ

np.ceilで小数点以下を切り上げることができます。

四捨五入

np.rintで小数点以下を四捨五入できます。

余り

np.modで除算したときのあまりを得ることができます。

2乗

**2またはnp.squareで各要素を2乗した配列を得ることができます。

絶対値

np.absolute()で絶対値を求められます。

コードをダウンロード(.pyファイル)

コードをダウンロード(.ipynbファイル)

まとめ

NumPyの配列演算とユニバーサル関数(ufunc)を使うことで、効率的かつ高速なデータ処理が可能になります。基本的な算術演算から高度な数学関数まで、NumPyは多様な関数を提供しており、科学計算やデータ分析において強力なツールとなります。特に大規模なデータセットを扱う際に、その威力を発揮するでしょう。

参考

Universal functions (ufunc) — NumPy v2.3 Manual

コメント