はじめに
matplotlibのsubplot_mosaic機能を使って、アスキーアート的な方法でひらがな表を作成する方法を解説する記事です。この機能によって複数の図を視覚的に配置し、日本語のひらがな表現を実現することができます。
コード

解説
モジュールのインポートなど
rcParamsのfontの設定を変更して、日本語を使えるようにします。
バージョン
ひらがな表の作成
plt.figureでfigを作成し、それに対して.subplot_mosaicで図を配置します。図はアスキーアート的に文字列で指定でき、ドット(.)は何も表示されない領域を表します。 このコードではひらがな表の文字列パターンを作成します。
ax.text(0.5, 0.5,…)を使用して、各図の中心に対応する文字を大きく表示します。
set_major_locator(ticker.NullLocator())を設定して目盛りを非表示にします。 また、上部と右側に配置した英字の図については.axis(“off”)で枠線も非表示にしています。
plt.subplots_adjust(wspace=0, hspace=0)により、図間の間隔を横方向も縦方向もゼロに設定しました。
まとめ
subplot_mosaic機能を活用することで、matplotlibでも日本語のひらがな表を視覚的に美しく配置できることがわかりました。この手法は日本語を扱うデータ可視化において非常に有用です。
参考
Complex and semantic figure composition — Matplotlib 3.3.0 documentation
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