はじめに
この記事では、matplotlibのmpl_toolkits.axisartist.axislinesモジュールにあるSubplotZeroを使用して、軸の先端が矢印となり、座標(0,0)を中心とするグラフの作成方法を解説します。数学的なプロットや関数グラフを描画する際に便利な設定です。
コード

解説
モジュールのインポート
バージョン
SubplotZeroによる図の作成
(0,0)を通る軸を表示
ax.axis[direction].set_visible(True)でdirectionが”xzero”, “yzero”の軸を表示します。
各軸の端を矢印にする
軸の先端を矢印にするには、ax.axis[direction].set_axisline_style(“-|>”,size=2)を使用します。sizeパラメータで矢印の大きさを調整できます。
また、ax.axis[direction].line.set_facecolor(“k”)で矢印の内部の色を黒に設定しています。
図の枠を非表示にする
ax.axis[direction].set_visible(False)で図の外側の枠線を非表示にします。
データの生成と図の表示
半径1と2の円を表示します。
コードをダウンロード(.pyファイル) コードをダウンロード(.ipynbファイル)参考
Axis line styles — Matplotlib 3.10.6 documentation
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