はじめに
この記事では、Pythonのmatplotlibライブラリを使って円グラフ(Pie chart)を作成する方法を詳しく解説します。基本的な円グラフの描画方法から、ラベルの追加、色のカスタマイズ、複数の円グラフの表示、特定のデータの強調表示まで、データ可視化の実践的なテクニックを紹介していきます。
コード

解説
モジュールのインポート
バージョン
ラベルとデータと飛び出しの設定
labelパラメータで各データのラベルを設定し、sizesパラメータで各データの大きさを指定します。explodeパラメータは円グラフの特定の部分を飛び出させる設定で、この例では2番目の要素「Mugichoco」を0.1だけ中心から離して強調表示しています。
円グラフの表示
円グラフは ax.pie() 関数で表示できます。
この関数では、sizes パラメータにデータを指定し、explode パラメータで特定の部分を飛び出させ、label パラメータでラベルを設定します。
autopct パラメータは構成比率をパーセントで表示するもので、’%1.1f%%’ と指定すると小数点以下1桁まで表示されます。
shadow パラメータを True にすると、円グラフに影が付きます。
startangle パラメータはデータの表示開始位置を設定します。0 なら円の右端から、90 なら上端から、180 なら左端から開始します。
Matplotlib 3.0 からは、デフォルトでアスペクト比が等しい円グラフが得られるようになりました。
コードをダウンロード(.pyファイル) コードをダウンロード(.ipynbファイル)参考
What's new? — Matplotlib 3.4.3 documentation
matplotlib.axes.Axes.pie — Matplotlib 3.10.5 documentation
コメント
[…] [matplotlibの使い方] 23. 円グラフ(Pie chart)matplotlibで円グラフを表示する方法sabopy.com2019.03.12 […]
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