[matplotlib] 61. marker=(#,#)によるマーカーの設定

matplotlib

はじめに

この記事では、matplotlibのplt.scatterメソッドを使用する際に、marker=(#,#)形式でマーカーを設定する方法について解説します。散布図のデータポイントを視覚的に区別しやすくするためのカスタマイズテクニックを紹介しています。

コード

解説

モジュールのインポートなど

データの生成

x、y、zの値は同じデータセットから得られます。x、yは座標位置を表し、zはポイントの色を決定する値です。

グラフの作成

subplotsを使用して複数グラフを作成します。nrows=3、ncols=3のパラメータで3 × 3の合計9つのグラフを配置できます。ax.ravel()メソッドでaxを展開すると、左上のグラフを[0]、右下のグラフを[8]というインデックスで簡単に指定できるようになります。

marker=(#,#)の散布図

markerはタプル(numsides, style)で設定できます。numsidesは辺の数を指定し、styleは形状を決定します。styleが0の場合は正多角形、1の場合は星型、2の場合はアスタリスク型のマーカーになります。

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まとめ

matplotlibでのmarker=(#,#)設定は、散布図のマーカーをカスタマイズする強力な手法です。この方法を使うことで、データポイントの視認性を高め、情報量の多いグラフを作成できます。適切なマーカー設定はデータの傾向や関係性を明確に伝えるのに役立ちます。

参考

Marker examples — Matplotlib 3.10.6 documentation
matplotlib.pyplot.subplots — Matplotlib 3.10.6 documentation
matplotlib.markers — Matplotlib 3.10.6 documentation
matplotlibpython

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