はじめに
matplotlibのwidgets Cursorを使用して、グラフ上のカーソル位置を垂直線と水平線の交点で表示する方法について解説します。
コード

解説
モジュールのインポートなど
%matplotlibを使用すると、Jupyter LabやNotebook内ではなく別ウィンドウでグラフを表示できます。Lab上ではやや動作が不安定ながらも機能しましたが、Notebookでは動作しませんでした。
バージョン
図の表示
mewはマーカーのエッジの幅、mecはマーカーのエッジの色、msはマーカーのサイズを表します。ひとつずつプロットすることで、マーカーの色を変化させることができます。
cursorの表示
matplotlib.widgets.Cursorを使用して、グラフ(ax)上にカーソルを表示できます。useblit=Trueオプションを設定することで表示処理が高速化されます。

まとめ
matplotlib.widgets Cursorを使うことで、グラフ上のカーソル位置を簡単に視覚化できます。useblit=Trueの設定でパフォーマンスを向上させ、horizOn/vertOnパラメータで線の表示をコントロールできます。これにより、データポイントの正確な位置の把握が容易になり、データ分析の効率が向上します。
参考
Cursor — Matplotlib 3.10.6 documentation
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