[scikit-image] 61. 画像の一部分を低解像度(ぼかし)にする(skimage.transform pyramid_gaussian, rescale)

はじめに

skimage.transform のpyramid_gaussian, rescaleを用いて、画像の一部分を低解像度(ぼかし加工)化する方法について説明する。

パロディア属の紅小町を用いる。画像のサイズは1024 x 1024となっている。

pyramid_gaussianにより、低解像度の画像を生成する。pyramid_gaussianについては下記で解説した。

低解像度化した画像を表示すると下記のようになる。

rescaleで画像を元画像の大きさまで大きくする。ここではpyramid[5]（上図左下の32 x 32の画像）を 2の5乗(32)倍に拡大する。order=1とすることで各画素がスプライン補完され、ぼかしがはいったような画像が得られる。

rescaleした画像はfloat形式(0〜1)となるので、img_as_ubyteで0〜255の値に戻す。

im5[100:800,300:730,:]の部分を低解像度な画像であるimage_rescaled_5[100:800,300:730,:]に置き換える。

左から順に元画像、低解像度画像、サボテンの部分のみを低解像度にした画像となる。