[matplotlib 3D] 15. 3Dグラフで散布図

matplotlib 3D

はじめに

このページでは、matplotlibのmplot3dモジュールを使用して3次元空間に散布図をプロットする方法を詳しく解説します。3次元データの可視化技術と実装手順について学びましょう。

コード

解説

モジュールのインポート

データの生成

ランダムな数列を生成する関数np.random.rand(n)により、n個の0〜1の範囲のランダム値からなる配列が生成されます。この例ではnを50に設定しています。

マーカー種を変化させた散布図の表示

散布図はマーカーとして[‘o’, ‘^’, ‘*’]などを指定して表示できます。xs, ys, zsは1次元のデータで良く、surface_plotとは異なりnp.meshgridによる2次元化は必要ありません。

マーカーサイズを変化させた散布図

マーカーのサイズはsで指定します。

マーカーの色を変化させた散布図

markerの色はcolorで指定します。

zの値に応じてカラーマップを適用した散布図

cをzsとして、cmapを指定すればzの値に応じて色が変化する散布図が得られます。

マーカーの線幅を変化させた散布図

linewidthsでマーカーの線幅を変えることができます。

マーカーの透明度を変化させた散布図

alphaでマーカーの透明度の設定ができます。

回転アニメーション

作製した図を回転させると以下のようになります。

回転アニメーションは以下の記事を参考にして作成しました。

[matplotlib 3D] 14. 3Dグラフの回転アニメーション
matplotlib mplot3d のグラフの回転アニメーション
コードをダウンロード(.pyファイル)

コードをダウンロード(.ipynbファイル)

参考

3D scatterplot — Matplotlib 3.10.5 documentation

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