[matplotlib] 45. fillでプロットの内側を塗りつぶして表示

matplotlib

はじめに

この記事では、matplotlibのfill関数を使用してグラフやプロットの内側を色で塗りつぶす方法について説明します。視覚的に分かりやすいデータ表現のためのテクニックを紹介します。

コード

解説

モジュールのインポート

データの生成

ここでは、対数螺旋の式から螺旋のデータを生成し、そこからπ/4ずらした別の螺旋データを作成して、その2つの螺旋の間の領域を塗りつぶす方法を説明します。具体的な手順は以下のとおりです。

dt=πのとき

点で表示されている部分は螺旋のデータポイントであり、fill関数を使用するとその内部が塗りつぶされます。

ずらした螺旋の追加とその間の塗りつぶし

対数螺旋の式から、dt = dt + np.pi/4.0 として同様にデータを生成します。

生成したデータを[::-1]で逆順にし、既存のデータとnp.concatenateで結合することで、内部をきれいに塗りつぶすことができます。

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まとめ

matplotlibのfill関数は、データ分析や視覚化において重要な役割を果たします。プロットの内側を塗りつぶすことで、情報をより分かりやすく伝えることができます。この記事で紹介した方法を活用して、より効果的なデータ表現を実現しましょう。

参考

Fill Spiral — Matplotlib 3.1.2 documentation
matplotlib.axes.Axes.fill — Matplotlib 3.10.6 documentation
対数螺旋 - Wikipedia

コメント

  1. […] [matplotlib] 45. fillでプロットの内側を塗りつぶして表示matplotlibのfillでプロットの内側を塗りつぶす方法について説明する。sabopy.com2019.10.24 […]