[matplotlib] 54. ConciseDateFormatterで時系列グラフの軸ラベルをシンプルにする

matplotlib

はじめに

matplotlib.datesのConciseDateFormatterで時系列グラフの目盛りラベルを簡潔に表示する方法について説明する。

コード

解説

モジュールのインポート

バージョン

データの生成

dates = np.array([base + datetime.timedelta(hours=(0.5*i)) for i in range(24*256)])で baseの日付から、0.5h刻みで24 ✕256 = 6144回時間を増加させた配列が得られる。

表示範囲の設定

デフォルト設定の時系列グラフ

時間の表示範囲によって目盛りラベルが変化するが基本的にどれも長いので、重なりを防ぐ必要がある。ここでは、label.set_rotation(30)で30°回転している。

ConciseDateFormatterを使った時系列グラフ

最初に、locator = mdates.AutoDateLocator(minticks=4, maxticks=9)で目盛りの数などを決め、
formatter = mdates.ConciseDateFormatter(locator)により、ConciseDateFormatterlocatorに適用する。
グラフに設定を反映させるには、ax.xaxis.set_major_locator(locator)ax.xaxis.set_major_formatter(formatter)とする必要がある。

units registryを使ってConciseDateFormatterを適用させる方法

converter = mdates.ConciseDateConverter()とし、munits.registry[np.datetime64] = converterとしておけば、set_major_formatterなどをする必要がないので、より簡単に軸ラベルを簡素化できる。

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コードをダウンロード(.ipynbファイル)

参考

Formatting date ticks using ConciseDateFormatter — Matplotlib 3.4.3 documentation

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