[matplotlib animation] 104.画像上の四角が動くアニメーション

matplotlib

はじめに

画像上に配置した四角を走査する感じで動かすアニメーションを作成する方法について説明する。

解説

モジュールのインポートなど

バージョン

画像データの作成

128 x 128の大きさの画像データを作成する。

動かす四角と画像の表示

四角はpatches.Rectangleで表示する。(-9,-9),18,18,とすることで左下の位置が(-9,-9)で縦18横18の大きさの四角を作成できる。ax.add_patch(rect)とすることで図中に表示される。

四角を動かすための配列の作成

左下から右に動き、徐々に上に上がっていく動きをする配列を作成する。np.tile()によって繰り返した配列を得られる。

画像上の四角を動かすアニメーション 1

四角の位置はrect.set_xyでupdateする。

画像上の四角を動かすアニメーション 2

四角の動きを変えてみたアニメーションは以下のようになる。

画像上の円を動かすアニメーション

同様の方法で画像上に表示した円も動かすことができる。

コードをダウンロード(.pyファイル)

コードをダウンロード(.ipynbファイル)

参考

matplotlib.patches.Rectangle — Matplotlib 3.9.2 documentation
matplotlib.animation.FuncAnimation — Matplotlib 3.9.2 documentation
numpy.tile — NumPy v2.1 Manual

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