はじめに
このチュートリアルでは、matplotlibのplt.scatter関数を使用して作成する散布図において、各データポイントの透明度(alpha値)を配列で個別に設定する方法について解説します。データの特性や重要度に応じて透明度を変えることで、より効果的なデータ可視化を実現する手法を学びましょう。
コード&解説
モジュールのインポート
バージョン
データの作成
透明度を配列で指定した散布図を表示
「alpha=x」として x の値に応じて透明度が変化する様子をプロットすると、下図のように透明度 0 で完全に透明になり、透明度 1 で完全に不透明になることがわかります。

ax.scatter()の文をリスト内包表記で書くと下のようになります。

中心(0,0)からの距離に応じて透明度を調整
データの作成
距離の計算
(0,0)からの距離を計算し、0-1の範囲に収まるように1を加えて逆数を取ります。distance_.min()とdistance_.max()で確認したところ、値は0-1の範囲内に適切に収まっていることが確認できました。
図の表示
ax.scatter() でalpha=distance_と設定することで、中心に近いほど色が濃くなる散布図を表示できます。

参考
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