[matplotlib] 26. 非連続型水平棒グラフ

matplotlib

はじめに

matplotlibを使用して非連続型水平棒グラフ(broken_barh)を作成する方法を解説します。時間軸や期間を表現するのに適したグラフ手法で、複数の区間を視覚的に表現できます。

コード

解説

モジュールのインポート

図の作成、色の設定

ax.grid(axis=’y’)で横方向のグリッドを表示します。

非連続な水平棒グラフの設定

ax.broken_barh([(70, 30), (130, 20), (170, 10)], (5, 5), facecolors=fcs)について、[(70, 30), (130, 20), (170, 10)]は以下を意味します:

  • x=70から長さ30の棒を描画
  • x=130から長さ20の棒を描画
  • x=170から長さ10の棒を描画

(5, 5)は棒の幅の設定で、y=5の位置から高さ5の棒を描画します。

facecolors=fcsは、色の設定で、fcsリストに指定した色が順番に棒に適用されます。

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まとめ

matplotlibの非連続型水平棒グラフ(broken_barh)は、複数の区間を効果的に視覚化するのに最適なツールです。時間帯のスケジューリングやプロジェクト管理など、連続していない期間を表現したいケースで活用できます。

参考

matplotlib.axes.Axes.broken_barh — Matplotlib 3.10.6 documentation
Broken horizontal bars — Matplotlib 3.10.6 documentation

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