はじめに
3D Stem Plotは、離散的なデータポイントを3次元空間で表現するためのグラフ表示方法です。各データポイントは、基準となるxy平面から垂直に伸びる線(stem)と、その先端にマーカーを配置することで可視化されます。この表示方法は、特に離散的なサンプリングデータや時系列データの3次元表現に適しています。ここでは、3Dグラフ上にステムプロットを表示する方法について説明します。
コード&解説
モジュールのインポート
バージョン
データの生成
x,y,zデータを作成します。
3D stem plotの表示

ax.stem(x1, y, z1)を使用して3Dグラフ上にデータを表示します。
plotのスタイルを変える場合

ax.stem()はStemContainer (markerline, stemlines, baseline)を返すので、それぞれの設定をmarkerline1.set_markersize(2)のように変更することで見た目をカスタマイズできます。
向きの設定

stem plotの棒の方向は、orientationパラメータで変更することができます。
コードをダウンロード(.pyファイル) コードをダウンロード(.ipynbファイル)まとめ
3D Stem Plotは離散的なデータを3次元空間で効果的に可視化するための強力なツールです。matplotlibのmplot3dモジュールを使用することで、Pythonでこのグラフを実装できます。基本的な実装から効率的な実装、さらに高度なカスタマイズまで、さまざまなアプローチが可能です。データの特性に合わせて適切な表現方法を選択し、情報量の多い直感的な可視化を実現しましょう。
参考
3D stem — Matplotlib 3.10.6 documentation
Page Not Found — Visualization with Python
コメント