はじめに
matplotlibで表示した図上のデータの値をクリックすることで表示できるmplcursorsの使い方について説明する。
コード
解説
mplcursorsのインストール
condaの場合:
conda install -c conda-forge mplcursors
pipの場合:
pip install mplcursors
モジュールのインポートなど
%matplotlibでjupyter lab, notebook内ではなく、別ウインドウでQt5Aggのbackendにより表示する。
バージョン
データの作成
np.random.rand(10)で0から1の範囲で10個のランダムな値をもつ配列を作成する。
図とmplcursorsの表示
data2のプロットを、lines1 = ax.plot(data2,’s-‘)のようにし、mplcursors.cursor(lines1)とすることでline1のプロットが表示されている位置をクリックすることでデータの座標が表示される。
下図のようにデータの座標が表示されている黄色のボックスをドラッグして動かすことができる。
データの座標が表示されている黄色のボックスを右クリックすることで消すことができる。
下図のようにデータポイントだけでなく、線分のデータを取得することができるので、交点のだいたいの座標も容易にわかる。
コードをダウンロード(.pyファイル) コードをダウンロード(.ipynbファイル)参考
mplcursors – Interactive data selection cursors for Matplotlib — mplcursors 0.6 documentation
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