はじめに
pandasのDataFrameにおけるインデックスについて、Indexオブジェクトの性質、reset_index
によるインデックスの振りなおし、DataFrameのインデックスの変更方法について説明する。
解説
Indexオブジェクトとは?
pandasのSeriesとDataFrameには、データを参照するためにインデックスがある。これらは通常の方法で変更できない配列であり、可能な操作を把握しておく必要がある。
モジュールのインポート
インデックスの作成
pd.index()にリストをいれることでインデックスを作成できる。
indexオブジェクトは、リストオブジェクトのような値の変更はできない。インデックスを変更しようとすると、#TypeError: Index does not support mutable operations
というエラーが返ってくる。
インデックスのスライス
標準的な手法でスライスが可能となっている。
インデックスに加算
インデックスに値を加えることができる。
インデックスオブジェクトを用いたDataFrameの作成
reset_indexによるインデックスの振りなおし
reset_indexにより、インデックスがリセットされる。前のインデックスは一列目のデータに組み込まれる。
reset_indexでdrop=Trueとすると、前のインデックスを削除したDataFrameが得られる。
.indexによるインデックスの変更
DataFrame.indexで配列を指定すれば、インデックスを変更することができる。
np.arrayもインデックスにすることができる。
renameによるインデックスの一部の変更
renameを使うことでインデックス、カラム名の一部を変えられる。
index={1: ‘A’}のように{今のインデックス:新しいインデックス}のように指定する。
参考
pandas.DataFrame.reset_index — pandas 2.2.3 documentation
pandas.DataFrame.rename — pandas 2.2.3 documentation
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