はじめに
漢字間違い探しは教育的な要素と娯楽性を兼ね備えたゲームです。Pythonのmatplotlibライブラリを使えば、プログラミングでこのような視覚的なクイズを簡単に作成できます。この記事では、matplotlib.pyplot.textメソッドを活用して魅力的な漢字間違い探しを作る方法を解説します。
コード&解説
モジュールのインポートなど
rcParams[‘font.sans-serif’] = [‘Hiragino Maru Gothic Pro’]を設定して、日本語フォントを有効にします。
バージョン
漢字配列の作成
以下は基本的な漢字間違い探しゲームの実装例です。
7×7の漢字の配列を作成します。その中で一文字だけ似たような漢字に変更しておきます。
Figの作成と表示範囲の設定
Figはfigsize=(8,8)として正方形の図を作成します。
デフォルトの表示範囲は0-1ですので、配列のサイズに合わせてax.set(xlim=, ylim=)で表示範囲を調整します。
ax.text()で漢字の挿入
二重のforループでax.text()を使い、漢字を指定位置に配置します。文字はfontsize=50で大きめに表示しました。
漢字間違い探しの表示
軸の非表示などの調整を行うと、以下のように表示されます。

漢字間違い探し その2
異なる漢字を使用すると、次のような結果になります。

参考
matplotlib.axes.Axes.text — Matplotlib 3.10.5 documentation
答え


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