[matplotlib] 50. 軸を矢印で表示する方法

matplotlib

はじめに

このノートでは、matplotlibライブラリを使用して、グラフの軸先端を矢印形状にする方法を解説します。mpl_toolkits.axisartistモジュールを活用した実装方法について、サンプルコードと具体例を交えながら説明していきます。数学や物理学の図表作成に役立つテクニックです。

コード

解説

モジュールのインポート

figの作成

グラフを作成するには、SubplotZero(fig, 111)のように、SubplotZeroを使用する必要があります。SubplotZeroはmatplotlib.axes._subplots.AxesZeroSubplotのクラスです。

軸の設定

上と右の軸をset_visible(False)で非表示にします。下と左の軸に.set_axisline_style(“-|>”)を適用して軸の先端を矢印にします。

矢印のスタイルを変える

set_axisline_style(“->”)とすることで塗りつぶし矢印ではなく、普通の矢印となります。

先端の大きさを変える

set_axisline_style(“-|>”, size=3)で矢印のサイズを変更できます。また、line.set_facecolor(“g”)で塗りつぶし矢印の色を変えられます。

軸、目盛り、目盛りラベルの色を変える

上記のようにすることで矢印、軸、目盛り、目盛りラベルの色を変えることができます。

コードをダウンロード(.pyファイル)

コードをダウンロード(.ipynbファイル)

参考

Axis line styles — Matplotlib 3.10.6 documentation
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