[scikit-image] 5. モルフォロジー再構成による背景の除去

python

はじめに

skimage.morphology の reconstructionによる背景の除去について解説する。

コード

解説

ここでは、モルフォロジー再構成を使用して背景画像を作成して、元の画像から差し引くことで、明るい特徴を分離する。

モジュールのインポート

画像の読み込み、float化、平滑化

img_as_float()により、データを[0-1]の範囲にする。

モルフォロジー再構成による背景の作成

画像の端から始まる拡張による再構成を試みる。シード画像には、外周のデータはそのままで、それ以外の部分を画像の最小強度に初期化したものを用いる。

画像の表示

もとのイメージから、再構成した背景画像を差し引くと、サボテンと黒い背景だけの画像が残る。

画像とlineデータの表示

dilateでは、高輝度部分がマスクされているので、サボの部分で平坦となっている。

コードをダウンロード(.pyファイル)

コードをダウンロード(.ipynbファイル)

参考

Filtering regional maxima — skimage 0.24.0 documentation
Morphological Reconstruction
skimage.morphology — skimage 0.24.0 documentation

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