緒言
鶴仙園とは、西武池袋屋上にあるサボテン・多肉植物専門店です。
今回はそこで販売している、鶴仙園オリジナル培養土の保水性について調査しました。
実験
その他の用土は赤玉土(小粒、中粒)、ひゅうが土、鹿沼土を用いました。鉢はアップルウェアー製プレステラ90を使いました。
鉢の置き場所は午前中のみ日が当たる東側屋外です。
鉢の重量の経時的な変化から用土の保水性を評価しました。
↓によると、オリジナル培養土の配合は赤玉土(小)、鹿沼土(微粒)をベースに軽石(小)、ゼオライト、燻炭、堆肥(完熟有機肥料)を配合し ているようです。
『鶴仙園オリジナル培養土』
今晩は!オリジナル培養土の配合変更しました!現在は赤玉土(小)、鹿沼土(微粒)をベースに軽石(小)、ゼオライト、燻炭、堆肥(完熟有機肥料)を配合していました。…
結果
12月なので、乾燥までに多くの時間がかかっています。
初期の吸水量は鹿沼土>赤玉土>鶴仙園>ひゅうが土となりました。
鶴仙園の土の乾燥挙動は緩やかで、370時間後の吸水量は鹿沼土>鶴仙園>赤玉>ひゅうが土となりました。
これらの結果から、鶴仙園の土は湿りすぎず、乾きすぎずの状態が長く続くことを示しています。
サボテン・多肉植物をよく成長させるには、用土中の湿度を適度に維持することが大事と考えられているので、鶴仙園の土は、良い培養土であると考えられます。
まとめ
鶴仙園の土は、サボテンを成長させるのに適している土だと考えられました。
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