はじめに
scipyのndimageのminimum_filterを使って、画像中の低輝度部分を強調して、高輝度部分を目立たなくする方法について説明する。
コード&解説
モジュールのインポート
バージョン
画像の読み込み
サボテン すみれ丸の画像を、plt.imread()で読み込む。
グレースケール変換
skimage.color の rgb2grayでRGB画像をグレースケール画像に変換する。
変換した画像をcmap=”bone”で表示すると以下のようになる。
ミニマムフィルタ
ミニマムフィルタのサイズを10として処理すると、以下のような画像が得られる。高輝度部分である棘が目立たなくなり、棘なしサボテンのようになっていることがわかる。
sizeを変化させた場合
サイズを大きくすることで、高輝度部分がより目立たなくなっていく。
footprintを変化させた場合
footprintでもフィルタをかける範囲を変更できる。ここでは、skimageのmorphology
を使用して、フィルタのかかる範囲を設定した。結果は以下のようになる。
Generate footprints (structuring elements) — skimage 0.24.0 documentation
参考
minimum_filter — SciPy v1.14.1 Manual
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