はじめに
この記事では、matplotlibのplt.fill_between関数を使用して、グラフの特定の領域を塗りつぶす方法について詳しく解説します。データ可視化における強調表示やエリア表現のテクニックを学ぶことができます。
コード

解説
モジュールのインポート
バージョン
データの生成
xを-0.25から3.75までの0.25刻みで配列を作成し、np.sin(2 * np.pi * x)を計算してsin波のy1データを生成します。また、y1をπだけ位相をずらしたデータをy2とします。
上の図(y=y1からy=-1の範囲を塗りつぶし)
ax1.fill_between(x, y1, -1, color=”C2″)を使用してy1と-1の間の領域を塗りつぶします。
中央の図(y=y1からy=1を塗りつぶし)
ax2.fill_between(x, y1, 1, color=”C1″)を使用して、y1の値と1の間の領域を塗りつぶすことができます。
下の図(y1とy2の間を塗りつぶし)
ax3.fill_between(x, y1, y2, color=”C7″)を使用して、y1とy2の間の領域を塗りつぶすことができます。

まとめ
fill_between関数はmatplotlibにおいてデータの特定範囲を視覚的に強調するための強力なツールです。基本的な塗りつぶしから条件付きの複雑な表現まで、様々なデータ可視化シナリオに対応できることがわかりました。これらのテクニックを活用して、より情報量の多いグラフを作成しましょう。
参考
Filling the area between lines — Matplotlib 3.2.1 documentation
matplotlib.axes.Axes.fill_between — Matplotlib 3.2.1 documentation
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